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破面解析は破損した材料の破面を光学顕微鏡や走査電子顕微鏡で観察し、破面の形状や痕跡から破壊の原因やメカニズムを解析する手法です。
まずは肉眼や低倍率の拡大鏡レベルのマクロ観察を行い、破面の特徴や粗さ、変色、欠陥の有無等を確認します。次に、高倍率の光学顕微鏡や走査電子顕微鏡によるミクロ観察を行います。このミクロ観察により、ディンプル(塑性変形を伴って形成される微細な蜂の巣状の破面)やストライエーション(荷重変動毎の亀裂の進展と停滞で形成される最小単位の縞模様)等の痕跡を確認していきます。
弊社では金属材料に限らず、プラスチック等の高分子材料の破面解析も行っております。お気軽にお問い合わせください。
分析内容
- 部品材料の破断面解析
- 部品材料の亀裂発生原因調査
分析機器
- デジタルマイクロスコープ(光学顕微鏡)
- SEM-EDX