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水は私達の暮らしに切っても切り離せないものです。そのため、様々な基準と規制が設けられています。弊社では、水質汚濁防止法や下水道法等の排出規制から、公共用水域の環境基準、その他飲料水や浴槽水の基準にいたるまで、幅広く分析業務を行っています。
分析内容
- 水質汚濁防止法・下水道法・県条例等の排出基準に係る測定
- 河川水・地下水・湖沼水などの公共用水域の環境基準に係る測定
- 水道法に係る水質検査
- 食品衛生法に係る食品製造用水及びミネラルウォーター類の検査
- 冷却水・循環水などの工業用水
- 温泉水、浴槽水、プール水などの分析
- 排水中のヘキサメチレンテトラミン分析
- LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩)の分析
- PFOS及びPFOA(有機フッ素化合物の一部)の分析
水道水、公共用水域、地下水のPFOS及びPFOAの分析
有機フッ素化合物のうちペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物は総称して「PFAS」と呼ばれています。その中でもPFOSやPFOAは代表的な物質であり、人における発がんや免疫系統の異常との関連性、動物実験での肝機能等への影響が指摘され「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」に基づいて製造・輸入等が原則禁止されています。
厚生労働省は、水道水におけるPFOS及びPFOAを水質管理目標設定項目とし、暫定目標値を50ng/L (合計値)と設定しました。また、環境省においても公共用水域及び地下水において水道水と同様の暫定目標値50ng/L (合計値)を設定しました。
弊社ではLC-MS/MS法により、水道水、公共用水域、地下水などのPFOS及びPFOAの分析をお請けいたしております。
分析のご依頼・ご相談がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。