LC/Q-TOFMSを用いた不純物解析
HPLCを用いた試験にて出現する不純物ピークの解析例
1.フラクションコレクター搭載LCを用いた分取
LC/MSにて分析を実施していく場合、移動相組成を変更することによるピーク分離や溶出順の変化を防ぐこと重要です。
目的ピークを確実に追跡するためにLCにて実施した分離条件でピークを切出す方法を採用。
2.前処理(必要に応じて)
極少ピークの解析においては、固相抽出を用いて濃縮、溶媒留去等の操作を実施
3.LC/Q-TOFを用いた解析
スキャン速度 | MSMS最大100Hz |
分解能 | 42,000以上(FWHM) |
質量精度 | 0.4ppm以下 |
リニアダイナミックレンジ | 4桁以上 |
マスレンジTOF | 40,000Da |
プリカーサーイオン選択 | 5-2250m/z |
流速対応範囲 | 0.005~3mL/min |
①TIC及びIDEプロット
IDA(Information Dependent Acquisition)は、スキャンで取得したMSスペクトルから強度の強いイオンを選択してMSMSのデータを取得する方法です。
②精密質量数及び同位体比による組成式算出
③MSMSフラグメント情報の付加
料金・各種ご相談など、
お気軽にお問い合わせ下さい。
|
---|
TEL:027-372-5111
営業課までお問い合わせ下さい
|